女性なら誰もが気になる肌の悩み。
特に20代以降にできる「大人ニキビ」は、多くの人が悩まされる肌トラブルの一つです。
私のニキビ人生は中学のころから始まり、20代、30代に入っても一向に治りませんでした。
大学の頃は、誰にも会いたくなくて学校を休んだこともあります。
高い化粧水や洗顔料を使ったり、食べ物に気を付けたり、サプリメントを飲んだり、エステにも通ったりしましたが一向に良くならず、常にニキビとともに人生を歩んできました。
そんな私が皮膚科で処方された「漢方薬+塗り薬」によって、大人ニキビを克服することができたのです。
皮膚科で自分に合った薬を処方してもらえば、頑固な大人ニキビは必ず治ります!
この写真をご覧ください。
左は治療前、右が、治療後を初めて半年たった状態です。
※どちらも「すっぴん」、「加工なし」、「スマホのカメラのビューティーレベルはゼロで撮影」となっております(^^;
右の写真も美肌からは程遠くて恥ずかしいのですが、だいぶ改善されている様子がお分かりいただけると思います。
この記事では、私の大人ニキビが治った経緯と、治療に使った薬を紹介します。
そもそも、大人ニキビはなぜ治りにくいのか
10代の思春期にできるニキビの原因は、主に皮脂分泌が過剰になって毛穴が詰まることです。
一方で、大人ニキビの原因は皮脂分泌でなく、肌が生まれ変わるサイクルが乱れて、古い角質が毛穴を塞いでしまうことによります。
それでは、なぜ「肌が生まれ変わるサイクルが乱れる」のでしょうか。
その原因は、ストレスや食生活など、生活そのものが複雑に関連しているといわれています。
「これが原因だからこうすれば治る」というものではないんですよね、、、、
自分の力で何とかしようとしても、なかなか治すのは難しいのです。
私の大人ニキビが治った理由
一言でいうと「良い皮膚科に出会えたこと」です。
それまでの私は、どちらかというと、皮膚科に良い印象を持っていませんでした。
高校生の時に行った地元の皮膚科で「もっとひどい人もいる。あなたはそんなにひどくない」と言われたのです。「自分はこんなに悩んでいるのに、、、」と、ショックを受けたことを覚えています。
それをずっと引きずっていたため、「皮膚科は頼りにならない、自分の力で何とかするしかないんだ!!」
という思いが強くなり、皮膚科を信用していませんでした。
それからというもの、ニキビを治す目的で皮膚科に行くことはありませんでした。
基礎化粧品や、サプリや、自分なりの体質改善で治ると信じていろいろなことに取り組んできましたが、全く改善が見られません。
そんな私が、ある日、意を決して(?)皮膚科に行こうと思ったのは「ネットでたまたま良い口コミを見かけた」というのが理由です。
そこは、新しく美しい内装のクリニックでした。
医師は女性での方で、ご自分も肌に悩んできたとのこと。皮膚科のイメージが変わりました。
この皮膚科で処方された漢方薬と塗り薬をまじめに続けた結果、大人ニキビはすっかりできなくなったのです。
まさに人生を変える出会いだったといっても過言ではありません。
なんといっても、20年も悩んできたのですから。
処方された薬
処方された薬はこの3つです。
- 十味敗毒湯
- デュアック配合ゲル → のちにベピオゲル
- ヒルドイドローション
大人ニキビによく使われる、オーソックスな組み合わせのようです。
それぞれを紹介していきます。
十味敗毒湯
漢方薬です。
私は以前から漢方薬に興味があり、専門の医師にも相談していくつか処方してもらったことがありましたが、十味敗毒湯は初めてでした。
「大人ニキビは、十味敗毒湯で治る人が多いんですよね~」と、軽い感じ(?)で処方されたこの薬。
朝晩2回服用し続けてからというもの、それまでいつも感じていた「内側からニキビがどんどん出てくる感じ」がなくなりました!
漢方薬は、一人一人の「証」(簡単に言うと体質のこと)によって効果が異なります。
これは、まさに私にぴったりだったのです。
デュアック配合ゲル → ベピオゲル
塗り薬です。
5人に1人くらい副作用が出るタイプの人がいるそうですが、私は幸運にも大丈夫でした。
寝る前に薄く延ばして顔に塗り、朝にぬるま湯で落とします。
デュアックには抗生物質が含まれているので長期間の使用はできません。よって、3~4か月したら「ベピオゲル」に変えます。
ニキビができなくなったことはもちろんですが、
それまでガサガサ・ぶつぶつだった肌が、つるりとしてきました。
私が皮膚科を信用していなかった間に、時代は完全に進化していました!
こんなに良い薬ができていたんですね(笑)感動です。
ヒルドイドローション
保湿剤です。
見た目は乳液ですが、「べたつかないのにしっとり」する使用感がとても気に入りました。
当時はシンプルなスキンケアに徹していたため、それまでは保湿にワセリンを薄くつけていました。
でも、加減が難しくて、場所によってべたついたりカサカサしたりするのが悩みでした。
「必要以上に何かを肌につけるとトラブルを招く」という思い込みがあり、最初はヒルドイドローションを塗るのにかなり抵抗があったのですが…今ではもう手放せない存在です。
私の肌を優しく守ってくれています。
まとめ
ありきたりのコメントになってしまいますが、大人ニキビで悩んでいたら、まず皮膚科に行ってみることをおすすめします。
私は、ニキビを治したい一心でいろいろな努力をしてきたつもりでしたが、一向に良くなりませんでした。
そんな中、ある時たまたま出会った皮膚科で、「十味敗毒湯」+「デュアック→ベピオ」+「ヒルドイドローション」を処方され、このの組み合わせがびっくりするほどとてもよく効いたのです。
良い皮膚科を見つけて、ご自分に合う治療法を探してください。必ずニキビは治ります!
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